赤ちゃん子どもの湿疹は、腸を元気にすれば治ります!【わが家の体験談】

最初にうちの子のことをお話ししますネ。

リンゴ
リンゴ

ここは飛ばし読みで大丈夫ですヨ

娘は小さいころから湿疹が出やすい体質。アレルギーも少しありました。アレルギーは成長するにつれて治まってきまして、いまは(ほぼ)なんでも食べられるようになりました。

でも、湿疹が出やすいのは、昔もいまも変わりません。湿疹とオムツかぶれがいちばんひどかったのは、離乳食を始めた直後です。おでこ、ほっぺた、あごに赤いプツプツがいっぱいできていて、頭とおしりもひどかった。

近所の小児科へ行ったら、

先生
先生

「こりゃ乳児湿疹だね」

と言われて、お薬(ステロイド)を処方されました。

その後、何度か通院して1か月か2か月、お薬を塗りつづけたのですが、スッキリしませんでした。ひょっとするとなにかのアレルギーかもしれないと思い、先生に検査してほしいとお願いしたのですが、

先生
先生

「検査? なんのアレルギー調べるの?」

リンゴ
リンゴ

「疑わしいのをお願いします。先生にお任せしますので」

先生
先生

「なにが疑わしいかなんてこっちはわからないから、お母さんに調べたいアレルゲンを指定してもらわんと。検査項目たくさんあるから、そうでないとこちらはやりようがない」

リンゴ
リンゴ

「え、えーと……(しどろもどろ)」

みたいなやりとりがあって、結局その日は検査をあきらめて、すごすご帰宅しました。

その夜、旦那ちゃんに昼間のことを話したら、

ヒマワリ
ヒマワリ

「えー、なにそれ? アレルギー検査なんて、一般的なアレルゲンをひとまとめにした基本セットみたいなのがあるでしょ。Aセット、Bセットみたいな感じ。先生が知らないってことはないと思うけどね。まあ、ほかでやってもらえばいいよ」

となったので、ママ友にすすめられたクリニックへ行くことにしました。

そこは、アレルギー疾患専門の有名な先生がいて、遠方から通う患者さんもたくさんいるクリニックでした。数年前に先生が事故でお亡くなりになったため、現在は閉院となっています。通院するにはちょっと遠いのですが、検査だけでなく、セカンドオピニオンを受けたいという気持ちもありました。

当時の検査結果です。

牛乳や魚介に反応がありましたが、いまは問題なくなりました。治療のおかげというわけでは全然ないです(笑)。ここでもステロイドをもらっただけでした。

アレルギーが治まってきたのは、これからお話しするような食生活を心掛けてきたことが大きいと感じています。

話を元に戻しますネ。

セカンドオピニオンもファーストオピニオンも似たり寄ったりでしたから、わたしはまた近所の小児科に戻りました。お薬が効かないので、ほかの治療方法に切り替えてもらうつもりでした。で、診察室でそのことを先生に伝えたら、

先生
先生

「じゃあもうちょっと強いの出そうか」

と言われました。

そこでわたしは勇気をふりしぼり、

リンゴ
リンゴ

「ステロイドはもう使いたくないです。こんな小さい時期からずっと使いつづけるのは不安です。ほかのお薬とか別の治療方法はないでしょうか?」

すると先生がとたんに眉を寄せて不快そうな顔になりました。

先生
先生

「最近そういう親が多くて困るんだ。あのね、ステロイドは安全なお薬。怖がる必要なんかないです。お母さんの偏見で苦しむのは赤ちゃんです。湿疹がこんなにひどくてつらそうなのに、なにもしないの? 赤ちゃんがかわいそうでしょう」

そう言ってわたしの目をじいっと見つめました。診察室に重たい空気が充満しました。看護師さんも居心地のわるそうな顔をしています。いたたまれなくて、わたしはうつむいてしまいました。

何もしないなんて言ってない。ほかに手当ての方法がないかって聞いただけなのに……。奥歯を噛みしめて頭のなかでそう思っても、威圧的で張り詰めた空気にのまれてしまって、ひとことも返せませんでした。耳がほてってきました。たぶん顔もまっ赤でした。

リンゴ
リンゴ

わたしの言ってることが100%正しいとは思いません。だけど先生が100%正しいとも思わないです。ステロイドで湿疹がひどくなったって話すママ友が何人かいるし、ステロイドを使わない治療を推奨する病院もたくさんあります。そこの先生たちは、ステロイドがよくないと思ってるからそうしているはずですよね。

でもそのとき次の言葉は出てきませんでした。咽の奥がギュッと締めつけられるような感じでした。

病院から帰ると、強烈な疲労感に襲われていました。暗い気持ちでいつものように娘の手にミトンをはめました。

ほっておくとずっと、顔とか頭を手でごしごしかいてしまうからです。お肌に傷がつくといけないと思って、両手をミトンで覆っていました。それでも娘は、ミトンを顔にぎゅうぎゅう押しつけるようにして動かすンです。その姿を見ていると、涙がとめどなくあふれてきました。かわいそうだし、くやしいし、なによりなにもしてあげられない自分が情けない。もう情けなくて仕方ありませんでした。涙がとまりません。

そのとき、湿疹だらけで赤らんだ娘の顔を見ながら、

もう、ママがなんとかするから! 絶対治してあげるから!

そう誓ったんです。

すぐにいろいろ調べました。ネットの情報もいっぱい読んだし、本もたくさん買いました。旦那ちゃんも手伝ってくれました。

結論を先にお話ししてしまうと、お薬なくても治ったし、大きくなってから湿疹が出ても毎回自宅で手当てすれば治ります。その方法をこれからシェアします。

赤ちゃん、子どもの湿疹の原因は、腸内環境がわるいから

いろいろ調べまくってわかったのは、湿疹というのは、からだに入った毒素を外にだしているだけだということでした。

お薬で抑えても、悪いものは出ていかない。からだにとどまりつづける。やっぱりお薬では治らない。絶対に。実際、ステロイドは表面的な症状をむりやり抑えつけるだけで、原因をどうこうできるものではないのです。それはお医者さまも認めるところ。

ちなみに「毒素」と書きましたが、別に変な物を食べさせていたわけではありません。市販の離乳食は添加物がいろいろ使われているから、わたしは毎日、娘の食事を手づくりしていました。

それでも赤ちゃんや子どもの胃腸は消化機能がまだ未熟。からだがきちんと消化できないものもたくさんあって、そういうものはからだにとって「異物」であり、「毒」みたいなものなんです。

じゃあ、どうして湿疹が出る子、出ない子がいるのかというと、

排泄(うんちとして毒を出すこと)がうまくできていないから、排泄しきれないぶんの毒素が、お肌から押しだされてくる。

リンゴ
リンゴ

うちの子はとくに便秘がちだったわけでもないですが、うんちは量より質のほうが大切みたい。

あと、これは消化や排泄がうまくできないこととも関係ありますが、湿疹が出やすい子はそうでない子にくらべて腸内環境がよくないのだそうです。湿疹が出やすい子、アレルギーやアトピーがある子って、腸内細菌のバランスがわるいことが多いのです。

消化や排泄を手伝ってくれる善玉菌が少ないうえに、悪玉菌たちが多いから、ガスがおなかにたくさん溜まっているそのガスがからだに入ると、からだはお肌から押しだそうとするのです。ガスも毒だからです。

これはアメリカの研究でわかっていることですが、

  • 生後1年以内に抗生物質を飲んだ子は、アレルギーに2倍なりやすい。湿疹も出やすくなる。
  • ママが妊娠前や妊娠中に抗生物質を飲むと、子どもがアレルギーになりやすい。

いきなり抗生物質が出てきましたが、どういうことかというと、抗生物質は腸の細菌を殺すんです。善玉菌も悪玉菌もぜんぶ、です。するとそこにカビとかばい菌が繁殖することもあります。とにかく、抗生物質を飲むと腸内細菌のバランスが崩れるわけです。

最近、NHKとかの健康番組でもよくやっていますよね。湿疹やアレルギーは腸内細菌と深い関わりがあるって。そういう研究が最近はたくさん出てきていて、湿疹のある赤ちゃんや子どもの腸は、ビフィズス菌が少ないこともわかっているそうです(有害な菌が繁殖していることもある!)。

抗生物質なんか飲んでないヨ! というママさんもいると思います。でも、早期破水とか会陰切開とか帝王切開の場合は投与されてますし、そうでなくても入院中に抗生物質を服用することはよくあります。

リンゴ
リンゴ

溶連菌対策とか。わたしも飲みました。

ただし、赤ちゃんの腸内環境悪化の原因は、抗生物質だけではありません

ココとっても大事ですので、もうちょっとだけお話しさせてくださいネ。

赤ちゃん、子どもの腸内細菌はママからもらう

腸内細菌は出産とその後の授乳によって、ママのものが子どもに引き継がれます。どういうことかというと、赤ちゃんは生まれてくるとき、ママの腸内細菌を口から飲みこむのです。

また、母乳にもビフィズス菌などの善玉菌(ママの腸内細菌)が含まれていて、知らないうちに赤ちゃんの腸内に移動しているのです。

だから帝王切開では、赤ちゃんのからだにうまく腸内細菌が移動できない。そうでなくても、妊娠中や授乳期のママの腸内細菌のバランスがわるいと、赤ちゃんの腸内細菌も元気がなくなって腸内環境がわるくなってしまうのです。

ママの腸内環境がもともとよくないというケースもあります。わたしのようにアレルギー(アレルギー性鼻炎)のある方は、たぶんそうなんだと思います。

赤ちゃん、子どもの湿疹を治すには、おなかの善玉菌を増やす!

というわけで、いろいろ調べたすえにわたしが出した結論は、

腸の善玉菌たちを元気にして、健康なウンチが出るようにすればいい!

ということでした。

赤ちゃん(乳児)の湿疹を治した方法

具体的になにしたかですが、いろんな情報を参考にして立てたのが、この作戦です!

  1. お風呂の水の塩素をとりのぞいた
  2. 無添加の石けん、シャンプー、洗剤にした
  3. 乳酸菌を摂った(あたしが)

1.お風呂の水の塩素をとりのぞいた

湿疹があったりしてお肌が荒れているときは、水道水の塩素も刺激になるのだそうです。塩素は壊れたお肌にしみる、かゆくなる、入浴後も乾燥しやすいそうです。でも塩素は、浴槽のお湯にビタミンCをほんのちょっぴり入れるだけで分解されて消えてしまいます。

リンゴ
リンゴ

900gのお徳用ビタミンCというのを買ったら、1gのスプーンがついていました。それを1杯入れるだけで、お風呂の塩素臭がすぐ消えてしまいました。すごい! 900回使える! それにしてもお風呂でそんなつらい思いをさせているなんてちっとも知りませんでした(喋れないからネ)。申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。娘ちゃん、ごめんね。。。

2.無添加の石けん、シャンプー、洗剤にした

石けんやシャンプーや洗濯洗剤にはたいてい、「合成界面活性剤」という成分が入っています。「ベビー用」と書かれているものでもほとんどがそう。この合成界面活性剤も、塩素同様、お肌に強い刺激を与えるそうです。

たとえばそういう洗剤で洗った肌着を着ると、肌荒れしている部分がチクチクするそうです。デリケートな赤ちゃんのお肌にはよくないですし、ましてお肌にトラブルがあるときは……。

というわけで、ぜーんぶ無添加のものにしました。

リンゴ
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肌着はもちろん、すべての衣類、娘が使うタオル、シーツ、布団カバーなどなど、お肌に直接触れるものはすべて無添加の洗濯洗剤で洗うようにしました。あと、洋服の素材はぜんぶ綿100%にすべし。赤ちゃん用の衣類はたいていそうですが、化繊のものはやっぱりチクチクするようです。

3.乳酸菌を摂った(あたし)

これはわたしが唯一やったことです。自分の腸内環境を改善するためです。

離乳食中でも授乳はします。そのときわたしのおなかの善玉菌たちが、ワーッって娘のおなかに移動しているわけです。おっぱいを経由して。だから、コレ、重要じゃないかって思いました。あ、わたしの勝手な思い込みではなくて、ほんとにそうなのです。

授乳期にママがプロバイオティクス(有用乳酸菌)で腸内環境を整えたら、赤ちゃんの湿疹が軽くなる可能性がある!

という研究結果があるのです。

WAO(世界アレルギー機関)の調査でも、妊娠中や授乳中のママさん、それと赤ちゃんがプロバイオティクスを飲むと、湿疹を予防できることがわかっているそうです。

そんなわけで、ビフィズス菌が入っているヨーグルトを毎日食べていました。

リンゴ
リンゴ

さっきもお話ししましたが、わたしはたぶん、もともと腸内環境がよくないです。アレルギー持ちですし、カンジダも。。。というわけで、毎晩忘れないように飲みました。

結果:乳児湿疹は1~2か月できれいに治ってしまった

さて、それでどうなったか?

1~2か月ほどですっかり治りました。

やっばり原因は腸内環境だったんだ!と実感しましたネ。

ちなみにうちの子の場合、離乳食を始めるまえはすべすべお肌でした。でもそうじゃない子もいるはずです。それは、乳アレルギーとか乳糖不耐症とかが原因かもしれませんし、母乳や粉ミルクでさえきちんと消化できないのかもしれません。

いずれにしても、腸に目を向けてみるといいかもしれませんネ。

そうそう、言い忘れていましたが、市販の離乳食も食品添加物がたくさん入っていたりします。だからわたしは全部手作りしました。化学物質はからだにも腸内環境によくありませんからね。

子ども(幼児)の湿疹を治している方法

ここまで赤ちゃん(乳児期)の湿疹への手当てについてお話ししてきました。

でも大きくなってからも、うちの子はときどき湿疹が出てしまいます。乳児期に湿疹を発症した子は、大きくなっても6割ほどがそのまま湿疹を引きずってしまうというデータがあります。その6割に入ってしまっているということですね。いつも湿疹が出ているわけではないのですが。

というわけで、いま(幼児期)の手当てのしかたも書いていきたいと思います。

  1. 発酵食品を食べさせる
  2. 外食や加工食品をやめる
  3. お風呂の水の塩素をとりのぞく
  4. 無添加の石けん、シャンプー、洗剤を使う

1.発酵食品を食べさせる(ぬか漬け+納豆)

離乳が終わったら、善玉菌そのものを食べさせることもできるようになりました。これは心強い。

発酵食品は、旦那ちゃんが大切にお世話している「ぬか漬け」一択です。そこへ納豆を追加すれば、鬼に金棒。納豆菌は善玉菌の強い味方なのです。悪玉菌から守ってくれます。ぬか漬けも納豆も、わたしたち日本人の腸とはヨーグルトよりずっと相性がいいのです。

ただし自家製でないとダメ。市販のお漬け物はちゃんと発酵させていないし、発酵させていても出荷前に熱殺菌しますから、菌がほとんど死んでいます。食品添加物や化学調味料も入っています。

リンゴ
リンゴ

ぬか床のないご家庭では、ヨーグルトでもいいと思います。でも腸が弱っている子は、乳製品を毎日食べているとアレルギーになりやすい。できればビオフェルミンみたいな整腸剤のほうがおすすめかも。

2.外食や加工食品をやめる

いろんな化学物質をからだに入れないためです。食品添加物とか化学調味料は、やっぱり毒なんです。

リンゴ
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毒はいいすぎかもしれませんネ(笑)。ただ、からだにはやっぱり異物。発がん性があったり、体内で炎症を引きおこしたり、調節機能を損ねたりと、いろいろわるさするものもあります。

ふだんはそんなに気にしていませんが、湿疹が出たときだけはめちゃくちゃ注意します。外食だけではなく、レトルトのカレーやハンバーグ、加工食品のハムやウインナーなんかも全部やめます。もちろん冷凍餃子とかインスタントの焼きそばとかも(学校給食はどうしようもないので、目をつむります)。

そんなこと言ったら食べるものなくなっちゃうじゃない、という人がいますけれど、そんなことはありませんヨ。材料を買ってきて、手づくりすればいいだけだもの。ついでながら、アイスクリームやジュースみたいな冷たいものも腸の働きを弱めますので、なるべくやめるようにしています。

3.お風呂の水の塩素をとりのぞく

これは赤ちゃんの場合と同じ。水道水の塩素はお肌の刺激湿疹で荒れた部分に塩素はしみますし、かゆくなりますし、入浴後も乾燥しやすくなるのです。

だから、浴槽のお湯にビタミンCをほんのちょっぴり入れる。たったそれだけのことで、塩素は完全にとりのぞけます。

4.無添加の石けん、シャンプー、洗剤を使う

これも赤ちゃんと同じ。一般的な石けん、シャンプー、洗濯洗剤に入っている合成界面活性剤は、塩素以上にお肌の刺激になります

湿疹があるとき、合成界面活性剤の入った洗剤で洗った肌着を着せると、娘はチクチクするとうったえてきます。だから娘の着る物は無添加の洗濯洗剤で洗うようにしています。

石けん、シャンプー、リンスは、いつもは香りのいいものを好みますが(やっぱり女の子ですネ)、湿疹が出ると自分で無添加のものを率先して使っています。

リンゴ
リンゴ

ついでながら、お風呂で患部を粗塩でマッサージするというのもかなり有効みたいです。湯船に浸かってお肌がやわらかくなってから、すこしのお塩を手のひらにとって、患部をよくマッサージしてあげるのです。もちろんヒリヒリしますから、娘も最初はいやがっていました。でも効き目があるので、いまは湿疹が出たら自分で勝手にやっています。海水浴で湿疹が治るのと同じ原理だと思います。

結果:子どもの湿疹は2週間くらいできれいに治る

以上のような手当てをすることで、娘の湿疹はいつもきれいに治ってしまいます。どんなにかかっても、3週間以内には完全にきれいになります。湿疹の原因はやーっぱり腸なんですネ。

これは7歳のころの写真。左がピーク時です。腋から胸にかけて湿疹が広がっています。かなりよくないですよね。右は1~2週間後の状態。ずいぶんと改善しています。

ちなみに、娘が湿疹の出やすい体質ですので、わが家ではふだんから以下のようなことにも気をつけています。

  • お魚をちゃんと食べさせる
  • サラダ油ではなく、オリーブ油をメインに使用
  • マーガリン、ショートニングは食べさせない

これはぜんぶ、油に関係しています。

お魚の油には、体内の炎症を抑える働きがあります。だから、お肉よりお魚を食べる回数が多くなるようにしています(給食は除きます)。

反対に、サラダ油みたいな植物油には体内の炎症をひどくする作用があります。マーガリンやショートニングのような油はもっとよくないです。トランス脂肪酸というものが含まれていて、炎症を悪化させたり、アレルギーを引きおこしたり、体内の細胞をもろくしたりします。菓子パンやビスケット、クッキー、加工食品によく使われていますので、完全に避けるのは難しいのですが、なるべく食べさせないようにしています。

油の摂り方はこの本で勉強しましたので、興味のある方はぜひ手にとってみてください。

後日追記:それでも治らないときは?

ここまでお話しした方法でいつもは治っていたのですが、あるときどうやってもダメなことがありました。

娘の頼みの綱のお塩も効かない。腋の下が上の写真のような状態で、お顔にもぷつぷつ白い発疹が出ている。

そのとき旦那ちゃんがリンゴ酢を飲ませはじめました。そうしたら、たったの数日で湿疹がみるみる引いていったのです。娘が晴れやかな顔で、旦那ちゃんにに腋の下を見せていました。

娘ちゃん

パパ、見て。こんなにきれいになったよ!

ヒマワリ先生

そーかそーか。たぶんリンゴ酢のおかげだな。リンゴ酢にはおなかの善玉菌を元気にして、わるい菌をやっつける強力な働きがあるんだ。とくにリンゴ酢の酵母がいいそうだけど、それにしてもすごいな。こんなにすぐよくなるなんて。自然の力ってやっぱすごいな。

娘ちゃん

でもリンゴ酢は前からうちにあったよね。

ヒマワリ先生

うん。でもあれは熱殺菌されてるし、ろ過もしてある。だから酵母がいないんだ。いま飲んでいるのは、無ろ過で熱殺菌もしてないやつだよ。

ということらしいです。

ほんとにリンゴ酢のおかげなのかどうかわたしにはわかりません。いまだに半信半疑ではあるのですが、すぐに治ったのは事実。とても気になるので、もし試した方で効果があったという方は(効果がなくても)ぜひコメントください(-ω-)

iHerbという海外通販サイトを利用すれば、もっと安く手に入ります。ただ海外では最近、デトックスドリンクとして人気が急上昇しているので、売り切れになっていることも多いです。

両方とも無ろ過・無加工の生のリンゴ酢です。酵母を含んでいます。2はオーガニックと書かれていませんが、ニュージーランド産ですから、おそらく無農薬です。ニュージーランドは害虫がいないので、農作物は基本的に無農薬で栽培されています。

そうそう、飲み方ですが、コップに氷とリンゴ酢大さじ1杯くらいを入れ、炭酸水をそそいでかき混ぜています。

補足:プレママ(妊婦)さんへのアドバイス

最後にプレママさんたちへのアドバイスです。

先にお話ししたように、抗生物質の服用は腸内環境がくずれるいちばんの原因です。

妊娠前、妊娠中はできるかぎり抗生物質を飲まないようにすべきとわたしは感じています。そうしないと、生まれてくる赤ちゃんが湿疹の出やすい体質になるからです。

どうしても抗生物質を飲む必要があるなら、発酵食品や乳酸菌サプリメント、オリゴ糖などを積極的にとって、出産までにおなかのコンディションを整えておくといいと思います。わたしのようにアレルギー体質のプレママさんには、とくに強くオススメしたいです。

わたし自身がちょっぴり後悔していますもので。。。


『病気がイヤなら「油」を変えなさい!―危ない“トランス脂肪”だらけの食の改善法』山田豊文・著(河出書房新社)
『「おなかのカビ」が病気の原因だった』内山葉子・著(マキノ出版)
『トランス脂肪酸から子どもを守る――脳を壊す「油」、育てる「油」』山田豊文・著(共栄書房)
『Dr.クロワッサン 腸内フローラ健康法: 免疫力アップ、痩せる、若返る』(マガジンハウス)
『子どもの病気は食事で治す』内山葉子・著(評言社)
『子供たちは何を食べればいいのか―子供のからだは家族が守る!』松田麻美子・著(グスコー出版)
『子どもの腸には毒になる食べもの 食べ方』西原克成・著(青春出版社)
Eczema: Overview
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MG217
Healthline「Coconut Oil for Eczema: Does It Work?」
Antimicrobial Activity of Coconut Oil and its Derivative (Lauric Acid) on Some Selected Clinical Isolates.
WebMD「Oatmeal Baths for Itchy Skin」
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Sesquiterpenoids Lactones: Benefits to Plants and People.
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