ベビーカーには、大きく分けるとA型とB型があり、赤ちゃんの成長に合わせて使い分けていくことになるのだ!
という、ベビーカー選びの基本の「き」を知らず、わたしはサイズと軽さとお値段だけをチェックして、出産前にB型ベビーカーを買う、という失敗をおかしました。
ベビーカーの種類や選び方などをわかりやすくまとめてみようと思います。プレママさんは、わたしの二の舞を演じないでくださいネ(^-^)v
ベビーカーの種類、比較
A型とB型、AB兼用型があります。最近は、海外製品やバギーも人気です。
ベビーカーの種類 | 詳細 |
---|---|
A型 | 生後1か月以降の、首が据わっていない赤ちゃんでも使える。 |
B型 | 生後7か月以降の、おすわりができる乳幼児向け。 |
AB兼用型 | あおむけでも座っても乗れる変形タイプ。 |
海外製品 | ストローラーや3輪バギーなど。デザインが個性的。 |
バギー | 生後7か月から使えて、B型より軽量コンパクト。 |
それぞれくわしく解説していきます。
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A型ベビーカー
座面がフルフラットになり、赤ちゃんを寝かせたまま乗せられます。生後1か月から2歳くらいまで使えます。
対面式(ママの顔が見えるタイプ)と背面式(外の景色が見えるタイプ)があり、このごろは対面式と背面式を切り替えられる “両対面式” が人気だそうです。頑丈で振動にも強いとあって、安全に移動できます。ただし置き場所をとる。あと、B型ベビーカーより値の張るものが多いので、レンタルされる方も多いです(以下は特別安くて軽いA型ベビーカーです)。
GoodbabyのA型ベビーカー「ラ・イート」 | グレコの両対面式軽量A型ベビーカー |
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なお、頑丈なぶん、どっしり重たく、折りたたみがたいへん。小回りがきかないから、生後半年~1年くらいで、バギーかB型ベビーカーへ乗り換える方がほとんど。A型ベビーカーはなくても大丈夫ですヨ(ё_ё)
生後7か月ごろまでは赤ちゃんも軽いです。だっこひもだけで乗り切ることも十分可能です。
この場合、生後すぐに使えるタイプを選んでおくとベストです。わたしはベビービョルン(世界中で高い信頼を獲得している北欧メーカー)のベビーキャリア
を愛用していました。新生児から11kgまで使えます。
ベビービョルンのベビーキャリア | エルゴベビーのベビーキャリア |
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だっこひもなら、赤ちゃんを抱えたまま自転車に乗れます。買い物もしやすいし、電車やバスの移動も楽々です。なによりママと密着していられますから、ベビーカーに乗るより、赤ちゃんはご機嫌で、幸せそうなのです(๑′ᴗ‵๑)
B型ベビーカー
座った体勢で乗るベビーカーです。おすわりができるようになった生後7か月くらいから使えます。
A型より軽く、小さく折りたためるタイプが主流です。3歳くらいまでは、行楽に出掛けたりして疲れると、子どもはすぐにベビーカーに乗りたがります。
だっこやおんぶをしてあげてもいいのですが、広大な遊園地や動物園で、長時間のだっこやおんぶは、パパやママにも負担。対象年齢2歳まで、という製品が少なくありませんが、うちは3歳くらいまで使えるものを探して買いました。
コンビのB型ベビーカー | リッチェルのB型ベビーカー |
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AB兼用型ベビーカー
A型とB型の兼用です。形状を切り替えることで、ねんねの状態で乗せることもできれば、座って乗せることもできます。ただ、安定性や振動対策はA型ベビーカーに若干劣るため、対象年齢をみると、2か月からというものがほとんどです。
従来は、B型より重いものが多かったのですが、最近は改良され、B型と同じくらいの軽さのものが増えているようです。
なお、軽さやコンパクトさ、とりまわしのよさを重視するなら、B型やAB型でなく、バギー(後述)がオススメです。
海外製品
イケてるママさんがおしゃれなベビーカーといっしょにNYの五番街やセントラルパークあたりをお散歩していたり、オープンカフェでママ友と優雅にお茶していたり――。
こうした海外ドラマの影響でしょうか、海外製のベビーカーが最近、日本でも注目を集めています。
3輪バギーは、日本のパパママにも大人気。都内では、もうめずらしくありません。3か月~2歳まで使えます。
なにしろ、頑丈ですし、カッコいいし、目立ちますからね。ただ、3輪バギーを含め、海外製品は大型だったり折りたたみしにくいものが少なくありません。電車やバスをよく使う方には向かないようです。
ベビーカー購入前には、最寄り駅の改札を通り抜けられるかどうか、マイカーに乗せられるかどうかなどをしっかりチェックしておきましょう (‐_‐)σ
エアバギーのCOCO3輪ベビーカー | グレコの3輪ベビーカー |
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ちなみに、日本のB型ベビーカーやバギーに近い “ストローラー” というベビーカーがあります。
こっちも大人気。日本のベビーカーは機能性重視のものが多く、突飛なデザインやカラーリングのものはほとんどありません。どれも無難。でも、海外製品はディズニーのキャラクターを大きくあしらったり、デザインが奇抜だったりして、生活に彩りを与えてくれそう。眺めているだけで楽しい製品がいろいろあります。
機能性が高くて、見た目もおしゃれとあって、日本のパパやママの中にも愛用者が多いのです。
ディズニーのストローラー | Goodbabyのストローラー |
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バギー
B型ベビーカーより、さらに軽量コンパクト。かなり小さく折りたたむことができますが、自立しないものもあります。
アパートやマンション住まいで、ベビーカーの置き場所が玄関だという場合は、自立しないと不便です。購入の際はご注意あれ。
でも、電車やバスでの移動が多いなら、バギーはかなりオススメ。混雑してきたら、ほかの乗客たちの邪魔にならないよう、さっと折りたたんで片手で支え、もう片方の手で赤ちゃんを抱っこする、なんて芸当もお茶の子さいさいですからねー。
B型ベビ―カーと同じく、3歳くらいまで使えるものを選んでおくとベストです(ё_ё)
リッチェルのバギー | SunRuckのバギー |
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ベビーカーの選び方
ベビーカー選びのポイントは、
- 最初に、A型ベビーカーが必要かどうか決める。
- バギーやB型ベビーカーは軽さを重視する。
- 使い勝手と乗り心地にも注意を向ける。
買うのかレンタルするのか、あるいはだっこひもだけでいくのか。マイカーがあるなら、ベビーシートやキャリーとして使える多機能タイプのA型ベビーカー、という選択肢もあります。
バギーやB型ベビーカーはなるべく軽くて、折りたたみがしやすいものを目利きするとグーです。赤ちゃんを抱っこしながら、片手で折りたためるものだと、電車やバスに乗るときにとっても重宝しますので。ちなみに赤ちゃんが生まれる前にバギーやB型を準備する必要はありません。先に買っても、置き場所をとるだけです。
あと、注意したいのは、ベビーカーのハンドルの高さ。
うちは、ハンドルの高さを気にしないで買ったので、パパにベビーカーを任せるたび、腰が痛いとこぼしていました。パパの身長が170cmを超えるなら、持ち手の位置が高いものか、高さを調節できるものを選ぶと失敗がありません。
最後になりましたが、レインカバーはベビーカーの必需品です。あわせて用意しておくといいですヨ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

A型、B型、バギーに対応。前面が開くから、装着したままで乗り降りOK。メッシュの窓があり、通気性◎。風や花粉、ほこり対策にも使える。4000円前後。少し値が張るが、その価値あり!
photo credit: kevinpoh via photopin cc
photo credit: skeddy in NYC via photopin cc